ミートソースが飛び散った白い服。
シャツの襟元についた皮脂よごれ。
ファンデーションがついたマフラー。
そのままにしていませんか?
私も、ラーメンの汁が飛んだブラウスをほったらかしにしています。
あの服、お気に入りなのに、そのシミのせいで着れないんですよね…。
自宅の洗濯機じゃ中々落ちないのが油汚れ。
「このままクリーニングに任せるか!」
…でも、クリーニング代って安くはないですよね…。
自宅で染み抜きが出来たらばんばんざいです!
その中でも、今回は自宅で出来るオイル汚れの落とし方を集めたので、皆さんにシェアしたいと思います!
オイル汚れには種類がある

服についた頑固なオイル汚れや油染みの性質はいったいなんでしょう?
自宅の洗濯機など、普通の洗濯方法は水を使いますよね。
オイル汚れは油溶性で、水に馴染みにくいという性質があります。
水と油は混ざりにくいので、それを想像してもらったら分かりやすいかもしれません。
染みの適切な落とし方を勉強するために、まずはオイル汚れの種類から見てみましょう!
油染み
調理中や食事中、普段の生活でつきやすい汚れの一つです。
水には溶けにくく、油に溶けやすい。
油は油で落とすとはよく言ったものですね。
化粧品の汚れ
服のネック部分についたり、着脱でついてしまったりしますよね。
ファンデーションや口紅、日焼け止めも油性の汚れです。
また、ウォータープルーフ仕様になっているものには、化粧崩れを防ぐために顔料や油が多く含まれています。
インクや塗料
着色剤が成分に含まれる事に加えて、油性の場合は水に溶けにくく、頑固な染みになってしまいます。
さらに、時間が経過すると着色剤が繊維にまで染み込み、クリーニングに出しても落ちない可能性があります。
機械油の汚れ
機械に使われる潤滑油は、食用油や化粧品に含まれる油に比べると粘り気が強く、通常の洗浄方法では簡単には落とせません。
機械系のお仕事をしていない方でも、自転車のメンテナンスをしている時やパーツに触った時に服についてしまう事があります。
皮脂汚れ
襟元についた黄ばみや黒ずみは普通の洗濯じゃ綺麗になりませんよね。
服についた皮脂汚れは、空気中の酸素と化学反応を起こして、酸化する事が原因で頑固な汚れへと変わっていきます。
これらは、いわゆる「油溶性」の汚れです。
このタイプの汚れは、水に馴染まず、水で落としにくいという特徴があります。
自宅で落とす際には、「何をどう使って落とすのか」がポイントになってきます。
次でご紹介する、染みの種類を参考にしてください。
染みの種類

染みには「水溶性」「油溶性」「不溶性」の3種類があります。
染みの種類ごとに落とし方も異なるため、ぜひ、ここで染みの種類と性質を知ってください!
水溶性
水に溶けやすく、水や中性洗剤を使うと落としやすいです。
コーヒーやジュースなどのドリンク類、醤油・ポン酢などの調味料類、ビール・ウィスキーなどのアルコール類によってできる染みです。
油溶性
水には溶けにくく、油に溶けやすいという性質を持っています。
油分を多く含むものや、アルカリ性洗剤を使うと落としやすくなります。
サラダ油などの食用油類、ラーメンのスープ、カレー、油性ボールペン、口紅などによる染みです。
不溶性
これは、水にも油にも溶けにくいです。
厄介ですね…。
界面活性剤や研磨作用のあるもの(歯磨き粉など)で落とせる場合があります。
泥や墨汁、香水などによる染みです。
自宅での染み抜き方法

自宅で染み抜きを試す前に、服についている洗濯表示や色落ちの確認をしましょう。
普段洗濯している服なら問題ありませんが、シルクやウールなどのデリケートな素材は自分で洗うのが難しいので、無理せずクリーニングに出すことをオススメします!
色落ちの確認は、服の目立たないところに洗剤をつけて、色が落ちないか確認することです。
もし、これで色褪せてしまったり、変色してしまったりした場合は、自分で洗うのはやめておきましょう。
しかし、中性洗剤を使う場合は基本的には大丈夫なので安心してください!
今回は、オイル汚れの落とし方をご紹介しますね。
油溶性といえばカレー!
カレーの染みは厄介ですよね。
カレーに含まれるターメリックという香辛料が染みを落ちにくくさせているんです。
服などについてしまったら、なるべく早く落とすのが鉄則です!
用意するもの
- 洗濯用弱アルカリ性洗剤
- タオル(2~3枚)
- 歯ブラシ
- ビニール袋
手順
①表面の大まかな汚れを落とす。
濡らしたタオルで、汚れを広げないように細かく擦ります。
②染みの裏側に洗剤をつける。
洗剤をつける前に、作業している場所が濡れないようにビニール袋を敷きましょう。
次に、タオルを置いて、その上に染み部分を裏返して置きます。
染みの表面とタオルとが接するように置いてくださいね。
そうしたら、染みの裏側から洗濯用弱アルカリ性洗剤を垂らします。
③歯ブラシで叩く。
洗剤をつけた染みの裏側から、歯ブラシで叩きます。
擦るのではなく、トントンと叩いてくださいね。
④水、またはお湯で洗い流す。
染みが薄くなってきたら、水、またはお湯で洗い流します。
温度が高い方が、汚れが落ちやすいので、水よりお湯の方がいいですね。
ただ、お湯の方が服へのダメージが強いので、型崩れや色落ちに注意してください。
⑤いつも通りに洗濯する。
ここまできたら、普通に洗濯してもらって大丈夫です!
⑥乾かす。
洗濯機で洗濯し終わったら、洗濯表示を確認してください。
日向で干しても大丈夫なら、ぜひ、というか絶対に日向で干しましょう!
実は、先ほど説明したターメリックは、紫外線が弱点なんです。
直射日光を浴びると、カレーの染みは分解されて薄くなります。
重曹を使った染み抜き方法
自宅に重曹があるという方も多いんじゃないでしょうか?
重曹はアルカリ性なので、酸性のオイル汚れを分解しやすい性質を持っています。
・用意するもの
重曹(重曹2:水1の割合で混ぜてペーストを作っておく)
タオル(2~3枚)
歯ブラシ
・手順
①染みの裏側にタオルをあてる。
染みの部分が上になるように置きます。
②歯ブラシに重曹ペーストをつけて、染みになじませる。
歯ブラシで重曹ペーストを少し広げてから、優しくなじませましょう。
③歯ブラシで汚れの部分を優しく擦る。
④30分ほど置く。
⑤いつも通りに洗濯する。
煮洗いで染みを落とす方法
煮洗いを試す前に、
・耐熱性のある生地か
・ポリエステルなどの化学繊維や、ウールなどの動物性繊維ではないか
・使用する鍋はアルミ製ではないか(石鹸と反応して黒ずんでしまいます)
を、確認してくださいね。
・用意するもの
鍋(アルミ製以外)
洗濯用の粉石鹸
トングや箸
固形石鹸
・手順
①鍋に水1リットルを沸騰させ、洗濯用洗剤大さじ1を加える。
②服を鍋に入れ、15分ほど煮る。
③トングや箸などで取り出し、軽く冷ます。
この時、やけどに十分注意してください!
④汚れが残っている場合は、固形石鹸でもみ洗いする。
⑤いつも通りに洗濯する。
他にもクレンジングオイルを使った染み抜き方法もあります。
こちらも自宅で出来るので、気になる方は↓こちらをクリック↓。
まとめ
- オイル汚れには3種類ある
- シミの性質も3種類ある
自宅にあるもので頑固な染みが取れたら大満足ですよね。
何をどう頑張っても取れない染みはクリーニング店にお任せしましょう。
染み抜き方法をマスターしたあなたなら、ラーメンが服に飛び散っても気にせず、そのまま、すすり続けられるでしょう!!

