本記事では、ナイロン生地にアイロンを使ってシワ伸ばしをする方法をご紹介しています。
耐久性が強いことから、私もバックやジャケットはナイロン製のものを使うことが多いです!
ただ、使おうと取り出した結果、しわだらけになっていることがよくあります…。
しわを伸ばすためにアイロンをかけようと思ったのですが、、、
「あれ?ナイロン製のものって、なんかアイロンにかけたら溶けちゃいそうじゃない??」
そう思っていますよね!
今回は「ナイロン生地をアイロンでシワを伸ばしていいのか!」、「もっと簡単にできるナイロン生地のシワの伸ばし方」、「ナイロン生地のシワのできにくい保管方法」まで解説しちゃいます!
そもそもナイロン生地って?

冒頭でナイロン、ナイロン生地と言っていましたが、そもそも「ナイロン」ってどういう生地なのかということを最初に伝えていきたいと思います!
ナイロンとは石油を中心とした合成繊維の一種で、耐久性、摩擦に強く、水を弾き簡単には破れない!
という特徴をもっており、ジャケットやアウトドア商品などに多く使われています。
このように、多くの強みをもつナイロン生地ですが、一番の短所と言われるのが、高熱に弱いということです。
じゃあ、やっぱりナイロン生地にアイロンは使えないのでしょうか。
ナイロン生地はアイロンでシワを伸ばせるのか?

先ほどの素材の紹介でアイロンは使えないのではないかと不安になりましたよね?
大丈夫です!!
ベストな設定温度とちょっとした工夫でアイロンでもナイロン生地のシワは伸ばせるんです!
今から詳しく紹介していきますね!
ナイロン生地のシワ伸ばしに使う場合のアイロンの温度は?
ナイロン生地のしわを取るときの設定温度はずばり、90〜110度です。
ですが、これはあくまでも目安です。詳しい温度はその服によって変わってきます。
ちゃんと詳しい温度が知りたいよ!
という方は、ぜひ洗濯タグを確認してみてください!
そもそも洗濯タグにアイロンがダメと表記されていた…という方!
落ち込まないでください!!
アイロン以外にもナイロン生地のシワを伸ばす方法も後で解説しますよ!
ナイロン生地をアイロンするときの工夫は?
ナイロン生地をアイロンでしわを取る際に、温度の設定とは別にもう一つ工夫することがあります。
それはあて布をすることです!
設定する温度とあて布をすることを覚えていればもう大丈夫ですよ!
あて布はハンカチやいらない生地でも大丈夫です。
とりあえず生地に負担をかけないということが大事になってきますので、ナイロン生地にアイロンを直接当てないということを意識しておいてください!
ナイロン生地のシワ伸ばしをするときの3つの注意点
ここではアイロンする上で注意することを簡単に紹介していきます。
注意点①:短時間で終わらせる
最初に紹介したように、ナイロンは熱にはとても弱い存在です。
いくら低温だからと長時間熱を加えていたら、生地が傷んでしまうので、できるだけ短時間でアイロンをかけ終わるようにしましょう!
注意点②:冷めるまで動かさない
これは、今後のしわ対策にもつながります。冷ましてあげることによって、しわが伸びた状態を維持しやすくなるんです!
すごいですよね!
この工程をするだけで、畳んでもナイロン生地にしわができにくくなるんですよ!
ぜひ実践して、そのすごさを実感してみてください!
注意点③:チャックなどの凸凹は裏側から
どの洋服もそうですが、チャックやボタンなどの凹凸部分ってアイロンするのがすごく難しいですよね。
アイロンの掛け方によっては逆にしわになってしまうこともありますし。
ちなみにこの理由から私はこの凹凸部分をアイロンするのがすごく苦手でした…。
ですが、洋服を後ろに裏返してからアイロンをかけると!
表と違って凹凸の影響を受けにくいのですごくアイロンがかけやすいんですよ!
凹凸のアイロンが苦手な方はぜひ試してみてください!
ナイロン生地をアイロン以外でシワ伸ばしをする方法3選!

温度のところで紹介したように、洗濯タグを確認してアイロンが使えない服やそもそもアイロンを出す工程が面倒だと感じる方に向けて!
アイロン以外でのしわ伸ばし方法を紹介していきます。
ナイロン生地をアイロン以外でシワ伸ばしをする方法①:洗濯して干す
一つ目は洗濯です。
もういっそのこと洗っちゃうというのもしわを伸ばす方法の一つです。
ただ、ここでも注意することがあります。
それは、脱水をしない、しすぎない
ということです。
脱水をしすぎないという行為によって、干した時に、水の重みで自然としわが伸びるからです。
ちなみに洗濯するときは、ちゃんとネットに入れてからですよ!
そうすることで生地の傷みを防ぐことができますので、ネットに入れてから洗濯することを忘れないでくださいね!
この方法だと熱を加えないので、生地を傷めにくいですね!
ナイロン生地をアイロン以外でシワ伸ばしをする方法②:ドライヤーを使う
ドライヤーを使うととても簡単にできるので、私はよくこの方法でしわを伸ばしています。
やり方はすごく簡単です!
霧吹きをした後にドライヤーの温風で乾かすだけ!
まず霧吹きをしたあと、しわになっている部分を重点的に乾かしていくだけです
ここでも注意点があります。
それは最初からドライヤーを高温にしすぎないこと、乾かすときにドライヤーの位置が近すぎないことです!
どちらも生地の劣化につながってしまいますので、できるだけ低温で遠くの(約20㎝)位置からドライヤーをあてるようにしてくださいね!
この方法はめんどくさがり屋な私でも簡単にできたので、ぜひ実践してみてください!
ナイロン生地をアイロン以外でシワ伸ばしをする方法③:しわ取りスプレー
これも一つの手ですね!
しわ取りスプレーには種類があって、アイロンをかけてしわを伸ばすタイプのスプレーとスプレーをかけるだけでしわが伸びるスプレーがあるそうです。
ちなみにやり方は、10〜20㎝離れた場所からスプレーをし、軽く手で伸ばす。
これだけです。
簡単すぎる…
スプレーをかけるだけでしわが伸びるなんて!
アイロンタイプのものしか知らなかったので調べたときにすごく驚きました(笑)
シワ取りスプレーはホームセンターやドラックストアなどにも置いてあるので、気になった方はぜひ実践してみてください!
ナイロン生地のシワができにくい保管方法

ここまで、様々なナイロン生地のシワの伸ばし方を紹介してきましたが、ナイロン生地のシワを発見するのは、誤った保管方法を行って、収納場所から取り出した時ですよね!
ここではしわができにくい保管方法を紹介していきますね!
ナイロン生地のシワができにくい保管方法①:ハンガーにかける
これが一番理想的だと思います。
ハンガーにかけることで、常に衣服の重さでしわを伸ばしている状態になりますし、畳まないことからしわが一番つきにくい保管方法だと思います!
ナイロン生地のシワができにくい保管方法②:畳んで保管する
ハンガーにかけるのが一番いいとわかっていても、ハンガーにかけておくスペースがないという方もいると思います。
その時は畳んでタンスにしまっちゃいましょう!
「えっ!いいの?しわになるんじゃ??」
畳んでいても収納方法に気を付けていればしわになりにくい方法があります!
それは縦収納です!
しわになりやすい一番の原因は、収納で上にかさばった衣服の重みです。
その重みによって、しわが固定されちゃうのです!
なので、衣服の重みを感じさせないようにナイロン生地のものだけ縦に収納してみてはいかがでしょうか?
ぜひ実践してみてくださいね!
忙しくて店舗に行けない人は宅配クリーニングがおすすめ!
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他にも宅配クリーニングにはメリットがたくさん!
こちらの記事でおすすめの宅配クリーニング業者についてまとめていますので、よかったら読んでみてくださいね。

ナイロン生地にアイロンを使ってシワ伸ばしをする方法についてまとめ
- ナイロンは熱に弱い
- アイロンでしわを伸ばす際には90〜110度、あて布必須!
- アイロン以外でしわを伸ばすには、洗濯、ドライヤー、しわ取りスプレーなどの方法がある。
- 保管方法はできればハンガー
- 畳んで収納の場合は縦収納を意識!
今回の記事では、ナイロン生地のしわの伸ばし方、保管方法について解説させていただきました。
これで服を出した時にしわで悩む必要はもうありません!
シワができても、簡単に伸ばす方法をこの記事で知ってしまったからです!
もし、シワの入ったナイロン生地の服を見つけた際には、ぜひ今回の方法を実践してみてくださいね!
また、こちらの記事ではクリーニング業界最大手の白洋舎、【技術のポニー】と名高い2社を比較しています。
クリーニング店選びにお困りであれば、一度読んでみて魅力ある2社を比べてみてください!


