スカート裾の黒い汚れの落とし方は?靴で踏んだ汚れの対処法もご紹介!

本記事ではスカート裾についた黒い汚れの落とし方についてご紹介しています。

女性の方であれば長いスカートをはいていると、裾がいつの間にか汚れてしまうことがありますよね。

黒い汚れの原因が靴で踏んだ汚れなのか、エスカレーターで汚れたのか分からないので、どのように洗濯したらよいのか悩みますよね。

そこでこの記事では、黒い汚れの原因やスカートの裾を汚してしまったときに行っている洗濯方法についてご紹介します。

目次

スカートの裾が黒く汚れる原因は?

まず、スカートの裾を黒く汚してしまう原因について考えられるものを3つご紹介します。

スカート裾の汚れの原因①:自転車の汚れ

自転車に乗ったときに、黒く汚れてしまうことがあります。

原因は自転車のメンテナンスにつかうオイルです。

明らかにチェーンやタイヤにスカートが巻き込まれなくても、こすれるだけでも汚れてしまうことがあるのが自転車汚れの嫌な点ですね。

自転車から降りてスカートを見たときに汚れていて、何度がっかりしたことか…。

自転車に使われるオイルは粘度が高く、地面の誇りや汚れを引き寄せるため、付着した際に黒く汚く見えてしまいます。

また、水に浸透しやすい性質も持っているため、服に付着すると繊維の深部までいきわたってしまいます。

一度ついたら落ちにくい、頑固な汚れです。

スカート裾の汚れの原因②:エスカレーターの汚れ

次に考えられるのは、エスカレーターの機械油が、スカートに付着してしまったことが原因の汚れです。

エスカレーターは土足で使用するものであり、機械油には砂やほこりが混ざっています。

自転車の油と同様に、単なる油汚れではなく砂やほこりが混ざっていることで、より落ちにくくなっています。

スカート裾の汚れの原因③:靴で踏んでしまったときの汚れ

3つ目は、地面の汚れです。

長いスカートをはいていると、ついつい裾を踏ん付けてしまうことってありますよね。

この前も、踏んだ直後はあまり気にしていなかったのですが、自宅に帰ってよく見てみたら汚れがついていて悲しくなりました。

道路や通路には、排気ガスの煤、砂、なにかの油分といった様々な汚れが付着し、混ざり合った汚れが付着しています。

スカートを踏むことで汚れがついてしまい、黒く汚れてしまうのです。

スカート裾の黒い汚れの落とし方は?

さっそく黒い汚れの落とし方を紹介していきたいのですが、その前に汚れの種類について少しお話します。

基本的に汚れには3つあります。

  • 水溶性の汚れ:コーヒーや醤油など
  • 油溶性の汚れ:油やファンデーションなど
  • 不溶性の汚れ:泥やサビなど

水溶性の汚れは水に溶けやすいため、通常の洗濯でも落ちやすい汚れです。

油溶性の汚れは、水に溶けにくく油に溶けやすい性質があるため、自宅で行うような通常の洗濯ではなかなか落ちにくい汚れといえます。

そして3つ目の不溶性の汚れは、水にも油にも溶けないためきれいにするのは結構大変です。

この記事で紹介してきたとおりスカート裾の黒い汚れは、②の油溶性の汚れと③の不溶性の汚れが混ざったものが多く、実は一番落ちにくい組み合わせなのです。

では、ここからが本題。

そんな落ちにくい汚れの、自宅での洗濯方法を紹介します。

自宅でスカート裾の汚れを落とす方法①:中性(台所用)洗剤を使う

汚れが少しの場合や、付着してすぐの場合は台所用洗剤といった中性洗剤で取れることがあります。

中性洗剤は界面活性剤という油汚れを浮かせて落ちやすくする成分が含まれています。

落とし方は、下記の通りです!

  1. 固形物は歯ブラシなどで先に取り除く
  2. ぬるま湯に汚れた部分を浸す
  3. 汚れた部分の裏にあて布をして、中性洗剤をつける
  4. ブラシを使って叩きながら、汚れに洗剤を浸透させる
  5. 軽くすすぎ、汚れが落ちていたら洗濯機で通常通りに洗う

ごしごしこすってしまうと、汚れが広がってしまうので控えましょう。

自宅でスカート裾の汚れを落とす方法②:クレンジングオイルを使う

化粧品には油分が多く含まれているため、化粧を落とすために使われるクレンジングオイルは油汚れにも有効です。

中性洗剤では落ちなかった汚れもクレンジングオイルでは落ちることがあります。

落とし方は、下記の通りです!

  1. 固形物は歯ブラシなどで先に取り除く
  2. 汚れた部分の裏にあて布をして、クレンジングオイルをつける
  3. ブラシを使って叩きながら、汚れに洗剤を浸透させる
  4. 軽くすすぎ、汚れが落ちていたら洗濯機で通常通りに洗う

女性はご存知かと思いますが、クレンジングオイルは先に水に浸けてしまうと汚れを落とす力が弱まります。

スカートの汚れを落とす場合も、先に布を濡らさないようにしましょう。

また、素材によっては変色する可能性があるため、事前に目立たないところで試すことをおすすめします。

自宅でスカート裾の汚れを落とす方法③:油汚れ専用洗剤を使う

さらに頑固な汚れにおすすめなのは、「ウタマロ」などの油汚れ用の洗剤です。

油汚れは酸性なので、弱アルカリ性の油汚れ専用洗剤を使うと中性になり、汚れは落ちやすくなります。

また、蛍光増白剤も入っており、より落ちやすくより白くしてくれます。

しかし、色物や柄物は色落ちの恐れがあるため、注意が必要です。

落とし方は、下記の通り。

  1. 固形物は歯ブラシなどで先に取り除く
  2. ぬるま湯に汚れた部分を浸す
  3. 石鹸を付けてもみ洗いをする
  4. 洗い流し、洗濯機で洗う

自宅での洗濯方法に共通しているのは、必ず先に固形物を取り除くことです。

泥のような不溶性の汚れがついたままだと、水も洗剤も弾いてしまうため、洗浄効果が薄まってしまいます。

油汚れを落とす成分がしっかりと浸透するよう、歯ブラシなどでかきだすことが重要です。

スカート裾の汚れは専門家に相談をしてみよう

自宅で汚れを落とす方法を紹介してきましたが、それでも落ちない場合はクリーニングに出した方がよいでしょう。

また、洗濯表示で水洗い不可(桶にバツ印)のマークがある場合やデリケートな素材、そして自分で洗うことで色落ちさせたくない大事な服などは初めからクリーニングに持ち込むことをおすすめします。

ひどい汚れの場合は染み抜きオプション等も頼むことができるので、ぜひ相談してみてくださいね。

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他にも宅配クリーニングにはメリットがたくさん!

こちらの記事でおすすめの宅配クリーニング業者についてまとめていますので、よかったら読んでみてくださいね。

スカート裾の黒い汚れの落とし方についてまとめ

この記事では、スカートについてしまった黒い汚れの落とし方について紹介してきました。

  • 黒い汚れはいずれも落ちにくい頑固な汚れである
  • 中性洗剤、クレンジング、油汚れ専用洗剤などを使用することで、自宅で落とすことができる
  • 色柄物は色落ちの危険性があるため、注意が必要
  • 大事な服や水洗い不可の服はクリーニングに出すのがおすすめ

お気に入りのロングスカートが汚れてしまったら、本当にテンションが下がりますよね…。

持っているスカートにぴったりな洗濯方法を選んで、いつまでもオシャレを楽しみましょう♪

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