毎年寒い季節になると、温かい服で快適に過ごしたいですよね。
皆さんはセーターやコートなど、服の素材を気にしたことはありませんか?
ウール、アクリル、コットン……
それぞれ機能が違えば、お手入れ方法も異なってきます。
そんな中、最近ファストファッションブランドでも取り扱うようになったカシミヤは、温かく肌ざわりも良いと人気を集めています。
ただ、デリケートな素材なので日常的なお手入れやクリーニングは必須事項です。
クリーニングするのはどれくらいの頻度がちょうどいいのか、何に注意すれば良いのかご紹介していきます。
カシミヤの特徴
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まずは、カシミヤの生地の特徴をおさらいしましょう。
カシミヤとは、カシミヤ山羊から採れる獣毛素材です。
人の髪の約2/5以下の極めて細い繊維で、特に「軽さ」「保温性」「保湿性」に優れています。
さらに、カシミヤの繊維は細いだけでなくしなやかさがあり、皮膚刺激が少なく柔らかな肌ざわりが特徴です。
一方で、毛玉ができやすかったり、デリケートな素材のため定期的なお手入れが必要な面もあります。
クリーニングに預ければ、毎日忙しくても簡単にお手入れができますので、ここからはカシミヤをクリーニングする方法をお伝えしていきます!
クリーニングするときのベストな頻度は?
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カシミヤをクリーニングする頻度は、ワンシーズンにつき2、3回程度が一番適切です。
着用しているシーズン中に汚れが気になったときに1~2回、衣替えのときに1回というイメージで大丈夫です。
ただし、何回もクリーニングするとかえって繊維がダメージを受けてしまうので、頻度を多くしたくても月1回までにとどめておくと良いです。
クリーニングに預けるときの注意点
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カシミヤは普通の衣類と違ってデリケートな素材です。
クリーニングに預けたとしても、適切に取り扱われないと縮んだり型崩れしてしまうので、絶対に失敗したくないですよね。
そんなときは、以下のことに注意してみてください。
・カシミヤ専用コースがあれば利用する
クリーニング店によって、提供サービスや技術が大きく異なります。
普段使いの服であれば安価のクリーニング店でも問題ないですが、カシミヤは高級品なので丁寧にかつ綺麗に仕上げてほしいですよね。
老舗大手チェーンの白洋舍では、“素材別クリーニング”というコースがあり、カシミヤに対応していて優しく洗浄してくれます。
多少料金が高くなってしまいますが、高級品を得意とするお店を選ぶと安心ですね。
・預けるときに仕上がりの要望を伝える
クリーニングに預けるときに、どんな仕上がりにしてほしいか直接伝えるだけでも効果が大きく変わります。
「シミや汚れがついているならシミ抜きをしてほしい」、「デリケートな生地なので丁寧に取り扱ってほしい」と伝えれば、可能な限り要望に応えてくれます。
カシミヤを長持ちさせるための工夫
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クリーニングにお手入れをお願いすれば、質の高い状態で仕上げてくれるのでとても楽ですよね。
でも、毎回お願いすると費用もかかるので、できるだけ節約したいところ。
そこで、自宅でも出来る簡単なお手入れ方法を紹介します。
・着たらすぐにブラッシングしよう
着用後は服の形を整えて、毛並みにそってブラッシングしてあげましょう。
小さなホコリや汚れが落ちて良い状態に保てます。
また、ブラッシングするときは天然繊維のブラシを使うのがおすすめです。
合成繊維のブラシだと、静電気が発生して仕上がりが変わってしまうおそれがあるからです。
天然毛の中でも、馬毛の洋服ブラシがカシミヤと相性がぴったりです。
無印良品のブラシがプチプラ価格でありながらしっかりとホコリを落としてくれたので、是非チェックしてみてください♪
・シミ等がついてしまったらすぐに洗おう
カシミヤは撥水性が弱いので、水分のついた部分がシミになってしまうことがあります。
これを放っておくと虫食いの原因になってしまうので要注意です。
洗うときは柔らかめのタオルに薄めた洗剤をつけて拭き取り、その後水で濡らしたタオルで洗剤を拭き取ってください。
この後に、服が乾く前にブラッシングをしておくのがポイントです。
私はこのまま乾かしたら毛が立ってしまい、後始末に苦労したことがあります………。
・他の洋服とローテーションして使おう
カシミヤは伸縮性に優れていますが、長時間着用していると摩擦や静電気によってダメージを受けてしまいます。
特にマフラーやストールは毎日身につけたいアイテムですが、使いすぎると毛玉が発生する原因になってしまいます。
あの心地よい肌ざわりも失われてしまうのはとてももったいないですよね。
一度使ったらブラッシングして、一日以上休ませてあげればダメージ原因がかなり和らぎますので、安心してまた着用できますよ。
・毛玉ができたらすぐに取り除こう
カシミヤ素材を着用するときは、毛玉との付き合いは必ずと言っていいほど起こります。
性質上、どうしても多少は毛玉が発生しますが、肌ざわりが悪くなったり繊維が痛んでいく原因にもなりますので、早めに取り除きましょう。
手で取り払ってもOKですし、ハサミで切り取っても効果的です。
見つけたときにすぐ除去することが、長持ちさせるコツの1つです!
まとめ
肌ざわりが心地良く、出来るだけ長く愛用したいカシミヤ。
クリーニングに預けるときは、以下の2点に注意すると高品質な仕上がりになります。
- 頻度はワンシーズンに2~3回
- カシミヤが得意なクリーニング店に要望を伝えて預ける
また、クリーニングに頼るだけでなく、自宅でも定期的に簡単なお手入れをすることが重要です。
ブラッシングなどをして大切に扱うことで、より愛着が湧きますよね。
カシミヤを上手く使いこなして、おしゃれを楽しんでいきましょう!