なにかとお世話になるクリーニング屋さん。
私もよく衣替えのシーズンなどはお世話になっています。
皆さんいつもお店の方に任せてポイッと預けていませんか？
お洋服によっては、デリケートな素材などは追加オプションなどを頼めるのをご存じですか？
ズボラな私は、あまりタグなども見ず、お任せして預けていたこともあります。
- 本来であれば綺麗になって返ってくると思っていたら、預けていた物が紛失された！
- 白いブラウスが変色していた！
大切にしていた物がそうなってしまうと悲しい思いをすることも・・・。
今回はそんなトラブルに出くわした時に落ち着いて対処できるように、解決方法をご紹介します！
クリーニングでのトラブル対策
クリーニングに出す前に自分でもきちんと確認して出すことで、トラブルは未然に防ぐ事ができます。
お店側の損失なら保証の対処もしてもらえますが、ご自身の過失でどうにもならない…。
なんてことになっては諦めるしかありません。
そうならないように、自分で確認出来ることはしっかりとしましょう。
変色や型崩れ
せっかくクリーニングに出して綺麗になって戻ってくると思っていた大切なお洋服が色落ちしていたり、型崩れしたりということも。
そうならないように事前にタグをきちんと確認しましょう！
ドライクリーニングなどの指定などがオプションなどである場合もあるので、きちんとクリーニング屋さんに伝えましょう！
紛失
実はこちらがトラブルで一番多いといっても過言ではありません。
お出かけした際についポケットに入れて忘れている、なんてことがありませんか？
出先でサッと外したアクセサリー、お釣りで貰った小銭などなど・・・。
私は子供のダウンジャケットをクリーニングに出した際、ポケットの中に小さな木の実が入ったまま気付かず、ポケット部分に色移りしてしまったことがあります。
ポケットに入れていた小物、ネクタイピンなど、クリーニングに出す際はきちんと確認しましょう。
お店側でも確認はしますが、こういったトラブルは基本的に依頼者側の過失になってしまうので、原則弁償や返金を求めるのは難しいです。
衣類などは使えば使うほど劣化していくものです。
少しでもトラブルが起きないよう、クリーニングに出す際、受け取る際には必ずお店側と一緒に衣類の状態を確認しましょう！
トラブルが起きてしまった時の対処法
どんなに気をつけていても、上記のようなトラブルが起きてしまう時があります。
明らかにクリーニング店に損失がある場合は返金や弁償の対処も可能ですが、
綺麗になってないじゃん！
思ってた仕上がりになってない。。。
といったケースは原則として対応してもらえません。
再仕上の依頼
その代わり、お店によっては再仕上という方法が可能な場合があります。
再仕上とは、仕上がりに納得いかない場合、再度クリーニングをやり直ししてもらえます。
ほとんどのクリーニング業者が返却より10日～14日以内の申請なら対応してもらえるので、一度問い合わせてみましょう。
それでも解決しない場合
お店側に相談しても対応に応じてもらえなかったり、どう伝えていいか分からない場合もあります。
相談する基準としてお店側が掲げている基準というものがあるので、注意して見てみましょう。
クリーニング事故賠償基準
クリーニング業界の自主基準「クリーニング事故賠償基準」というものがあり、
この基準に沿って対応を行ってもらえます。
少し難しい言葉ですが、簡単にまとめると、クリーニング業界がお客様との間でトラブルが起きた際の判断基準というものがあります。
その基準を基に、補償対象になるのか、お客様側の過失となるのかなどが定められています。
一番わかりやすい目印が、お店によって「Sマーク」「LDマーク」といったマークを掲げているので、一度確認してみましょう。
お店によっては独自の基準を設けている店舗などもあるようですので、マークのない店舗でも、交渉してみるのも手かもしれません。
消費者センターへ相談
お店側に直接問い合わせをしにくい場合や、直接問い合わせをしても問題が解決しなかった場合は、消費者センターへ問い合わせするのも有効です。
こちらに相談すれば、解決方法などのアドバイスや相談に乗ってもらえます。
↓↓動画を記載していますので、トラブルが起きた際は参考にしてみてください☆↓↓
まとめ
今回はクリーニングでトラブルが起きた時の解決方法についてお伝えしました。
ポイントをまとめますと、
- クリーニングに出す際は衣類の状態やポケットの中をお店側と一緒に確認する
- デリケートな素材の物は追加オプションなどを頼む
- トラブルが起きた際は、お店側に修復可能か問い合わせる
- それでも解決しない場合は消費者センターへ問い合わせる
もちろん、何のトラブルもなく出来るのが一番ですが、もしトラブルに見舞われた際の参考に、頭の片隅にでもこの記事のことを置いておいてもらえれば、スムーズに解決ができるかもしれません。
