時間がたったコーヒーの染み抜きはクリーニングできる?自宅でも可能?

大人のドリンクといえばコーヒーが一番に思い浮かびますよね。

眠気覚ましにコーヒーを1杯!と思って飲んでいると、

やってしまった!

ついついこぼしてしまうことはありませんか?

着ている洋服や家具がコーヒーで汚れてしまうと、とても焦りますよね。。。

女性の場合、スカートを履いていると、知らない間にコーヒーがこぼれていて気付くのが遅れた。

なんて経験はないですか?

直接肌に濡れた感覚を感じないから気付かないんですよね。

出先でカップコーヒーを飲む際、ふたの隙間からコーヒーが漏れて気付かない。

なんてこともしばしばです。

そんなコーヒーの染み抜きは自宅でできるのか、クリーニングに任せた方がいいのか、解説していきます。

目次

まずは自宅で染み抜きできるか判断しよう!

コーヒーのシミは取れにくいんじゃないの?

と思われているあなた!

クリーニングに出すのはちょっと待ってください。

コーヒーのシミは水溶性のシミなので、比較的落としやすいです。

まずは自宅で染み抜きができないか、検討しましょう。

1つ目はシミができてどれくらいの日数が経ったかです。

シミができて2日以内でしたら自宅で染み抜きができます。

2日以上経ったシミは、繊維に茶色い色素が入り込んでしまい、自宅での染み抜きは難しいです。

2日を目安に、自宅で染み抜きをするか、クリーニングに出すかを決めましょう。

2つ目は、どの素材にこぼしたか、洗濯表示を確認してみてください。

洗濯可能と、手洗い可能のマークがついていれば自宅で染み抜きできます。

それと、もう一つ確認しないといけないのは、漂白剤を使用できるかどうかのマークです。

漂白剤使用可のマークがついていれば、自宅で簡単に染み抜きができます。

以下の政府広報オンラインから抜粋した、洗濯表示の表を参考にしてください。

自宅で染み抜きする方法

自宅で染み抜きできると判断した場合にどうやって洗濯するのか、解説していきます。

今回は、3つの場合を想定して解説していますので、参考にしてみてください。

衣類の場合

コーヒーのシミが一番多くできる衣類の染み抜き方法を紹介します。

準備するものは、酸素系漂白剤です。

酸素系漂白剤をシミ部分にかけて、そのまま洗濯機で洗います。

手洗いのみの衣類の場合は、酸素系漂白剤をシミ部分にかけて、水でもみ洗いをしてください。

白い衣類には塩素系漂白剤も使用できますが、色落ちや衣類の劣化につながることもあります。

使用には十分注意してください。

意外と簡単ではないでしょうか?

これなら自分でもできる!

と思ったのではないでしょうか?

カーペットやソファーの場合

カーペットやソファーの大物にコーヒーをこぼしてしまうと結構大変ですよね。

子供の頃、暴れて机に置いていたコーヒーをカーペットによくこぼしてしまっていました。

怒られるのが怖くて濡れたティッシュで拭いて隠ぺいして、時間がたって後から怒られたものです。笑

これを知っていたら親子で慌てることなく染み抜きできますね。

準備するものは、水・雑巾・衣類用の中性洗剤・ドライヤーです。

手順はこんな感じです。

  • 固く絞った雑巾で「トントン」と叩くように水拭きします
  • 水で薄めた衣類用の中性洗剤を雑巾に含ませて固く絞り、1と同じように拭く
  • もう一度水拭きし、中性洗剤を取り除く
  • 乾いた雑巾で乾拭きする
  • 風通しのいいところで乾かす
  • 移動できないソファーなどはドライヤーの冷風で乾かす

カフェオレなどミルクが入ったのコーヒーの場合

牛乳や豆乳を入れたカフェオレの場合です。

受験勉強をしているお子様にピッタリなカフェオレですが、こぼされるとやっかいですよね。

ミルクの成分に油分が入っているので、染み抜きできるか不安に思われがちです。

これもブラックコーヒーと同様に、酸素系漂白剤を使って落とすことができます。

すべてに当てはまりますが、この時に重要なのが、必ず水を使うことです。

お湯の方が落ちやすいと勘違いしてしまう人がいると思います。

ミルクのタンパク質はお湯で固まる性質があるので、お湯は逆効果です。

かならず水で染み抜きをしましょう。

自宅でできそうにないなら諦めてクリーニングへ!

自宅で染み抜きができないと判断した場合は、何もしないでそのままクリーニングに出しましょう。

この際だから他の衣類も宅配クリーニングに頼んじゃおう!

という方もいるでしょう。

その際は、他の衣類にシミが移らないように、シミのついた衣類をビニール袋にいれて出すなど対策をしてください。

ソファーなどの家具でクリーニングに出せないものはどうしたらいいの?

と困っているあなた。

出張クリーニングといって、自宅に専門業者が来てくれて染み抜きしてくれるサービスを利用しましょう。

染み抜きと一緒に、抗菌や消臭もしてくれる業者もあって、大切な家具を長く使うのに最適です。

まとめ

コーヒーのシミは、クリーニングに出す前に自宅で染み抜きできないか検討しましょう。

  • シミができて2日経っているかいないか
  • 洗濯表示を見て洗濯可能か漂白剤使用可能か確認する

自宅で染み抜きする場合には、

  • 塩素系漂白剤は色落ちしてしまう可能性があるため、使用には気を付ける
  • 酸素系漂白剤を使う
  • お湯はNG!水を使う

クリーニングに出す場合には、

  • 他の衣類にシミが移らないように、シミの付いた衣類はビニール袋に入れる
  • ソファーなど大きな家具は出張クリーニングの利用を検討する

大事にしてきたカーペットやソファーなどにコーヒーをこぼしたとしても諦めないで、今回紹介した方法を試してみてくださいね。

くりきん
世のクリーニングの悩みを解決するプロ
クリーニング店に大事な衣類を預ける時に浮かぶ小さな不安を取り除いていくお役立ち情報を発信しています。

クリーニング店だけに限らず、宅配クリーニングを導入して私生活の時短・労力を削減する情報など総合的に発信しています。

数々の苦悩の末、くりきん自身も愛用してきた地元クリーニング店から宅配クリーニングへ切り替えたエピソードを赤裸々に公開しています。
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