成人式や卒業式、時には初詣の時などに活躍してくれる振袖。
大切なイベントだからこそ、お気に入りの立派な振袖を着て参加したいですよね!
特に男性は、女性のいつもとは違う姿と雰囲気にとても弱いものです。
振袖を着るようなイベントの前はかならずクリーニングして、きれいな振袖姿で彼を魅了しちゃいましょう!
そこで今回は振袖のクリーニングの値段についてお伝えしていきます。
この記事を読めば、
- 想像以上の値段だったけど、どうしようもできないから我慢して払った…
- クリーニング店に振袖を持って行ったのはいいけど、料金がこんなに高いと思わなかった…!
なんていう事態を防ぐことができます!
振袖のクリーニングの平均的な値段は?洗い方によって料金も違う!
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振袖の洗浄方法には、次のような洗浄方法があります。
1つ目は「着物丸洗い」と呼ばれる洗い方で、その名の通り石油系の溶剤を使い、丸ごと着物を洗う方法です。
2つ目は「洗い張り」と呼ばれる洗い方で、一度着物を全てほどき、一枚の布(反物)として縫い合わせた状態で洗う方法です。
着物丸洗い
「着物丸洗い」は一般的なクリーニング店で行う「ドライクリーニング」のようなものです。
なにか特別な工程をするわけではなく、全体的に洗浄します。
この洗浄方法で落ちやすい汚れは、皮脂やファウンデーションの汚れ、チリ、ホコリなどです。
汗や飲み物の水性の汚れを落とすことは苦手としています。
また大きな洗濯機のようなものを使って丸々洗浄する方法なので、ピンポイントで汚れを落とすのもニガテです。
細かいことはいいので、とりあえず全体的にきれいになればいいと考えている、僕のようなめんどくさがりな性格の方は、ぴったりの洗浄方法ですね(笑)
洗い張り
「洗い張り」は平安時代から続くとされる伝統のある着物の洗い方です。
先ほども述べた通り、職人たちが手作業で、着物を一枚の反物にして水洗いする洗い方です。
汚れにあわせて洗剤やソープなどを使うこともあります。
縮みやすいシルクの素材でできた着物は、この洗い張りと呼ばれる方法で洗っていきます。
洗い張りで落ち安い汚れは、
- 水性の汚れやシミ
- 混合性の汚れ
- シミ汚れ
- 範囲の広いシミ
などがあります。
職人さんが手作業で行ってくれる、平安時代から続く着物の洗い方なんて聞けば、ぜひ一度見学させていただきたいですね!
昔の人はこういう風にして着物を洗っていたんだなあとしみじみ感心すると思います。
僕はずぼらな性格で、洗い張りの職人さんのように丁寧に手作業で着物を洗うなんてことはできないと思うので、職人さんたちに尊敬の念を抱くはずです(笑)
染み抜き
振袖についた大きなシミや、時間のたったシミなどは、「着物丸洗い」だけではなかなか落とすことは難しいです。
そこで必要になるのがこの染み抜きの作業です。
職人さんが手作業で振袖のシミを落としてくれます。
せっかくきれいな振袖を着ていても、
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やっぱ気になる…
なんて、シミが一つあるだけで台無しになっちゃいますよね、、
たとえ小さなシミだとしても、一度見つけてしまえば、どうしてもそこに注目してしまいます。
着物丸洗いや洗い張りで落とせないシミがある場合は、この染み抜きのオプションを追加でつけてシミを落としましょう!
振袖クリーニングの料金はどれくらい?一般的な料金を紹介!
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では、着物をクリーニング店に依頼した場合にかかってくる費用はどのくらいでしょうか?
「着物丸洗い」の平均的な料金は1枚あたり8,000円~15,000円前後のようです。
「着物の洗い張り」の料金相場は、一枚あたり12,000円~20,000円前後となっています。
丸洗いのように着物を丸ごと洗うのではなく、職人さんが手作業で反物にする作業工程などがあるため、やや高めの料金金額となっています。
また洗い張りした布を再度着物として着る場合、「仕立て」の料金が必要になります。
こちらも着物によって金額は変わりますが、25,000円~50,000円ほどの料金と見ておいていいですね。
「シミ抜き」の値段は色々な条件で、料金が大きく変わります。
シミの大きさや汚れが定着してから経過している時間、どんな種類のシミなのかによって料金が大きく変動するため、料金の平均がいくらとは言いづらい部分があります。
このように汚れによって、料金が変わる場合もありますので、振袖をクリーニングするときは、かならず料金の見積もりを行ってくれるお店に頼みましょう!
私はずぼらな性格なので、見積もりをせずにクリーニング店で洗ってもらい、思ったより料金が高くて唖然とした経験があります(笑)
最初から見積もりを立ててもらえれば、最大で使う金額が分かるため、思ったより金額が高かったなんて悲劇を防ぐことができます。
着物の帯はとても重要!汚れにくくてもクリーニングしよう!
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帯は着物の一番外側に当たる部分であり、胴体の真ん中の位置に当たる部分なのでとても目立つ場所です。
汗などが付きづらく、汚れにくいため、手入れは特に必要ないと思いますが、実は意外と汚れがたまっていることがあるんです。
帯の正面は食事や飲み物を飲んだ際に汚れが付きやすく、気を付けなければならないポイントです。
一番目立つ正面に汚れがついていると、せっかくの華やかな着物の気高い印象が一気に落ちてしまうので、必ずチェックしてクリーニングに出すようにしましょう。
帯の後ろ側も、雨が降った際には一番水が当たりやすく、水シミができやすいため注意しましょう。
帯の裏側はであるため、汗がつきやすいです。
帯の裏側だからあまり注意を向けることはなく、気が付きにくいですが、汗がついてカビやシミの原因になります。
帯のクリーニングの値段はどれくらい?振袖の帯だけを洗う場合!
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これまでは着物の丸洗いや、洗い張りの料金についてお伝えしてきました。
しかし、振袖の帯だけを洗いたい場合の料金はどれくらいかかるのでしょうか?
ここでは帯のクリーニングの平均的な料金をお伝えしていきます。
一般的な帯の場合は、3,000円から7,000円でクリーニングをすることができます。
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着物全体を洗浄する丸洗いや洗い張りよりは
安い価格設定になっていますね!
帯だけに汚れがあり洗いたい場合は、丸洗いや洗い張りをするより、帯単体のクリーニングをスポットでしてもらったほうがお得です。
浴衣の帯や兵児帯の場合は、なんと1,000円でクリーニング可能な店舗もあります!
このようなサービスを知っているか知らないかというだけで、料金に大きな差が出てしまうんですね!
僕のようにめんどくさがりでどんなサービスがあるのかをよく見ない方は損しちゃうのでご注意ください(笑)
また、シミの種類や大きさ、数などによって料金が高くなることもありますので、なるべく汚れをつけないようにしてクリーニング店に持ち込みたいですね!
シワを伸ばしたい場合も、着物専門のクリーニング店でプレス加工というものをしてもらえれば、きれいにシワを伸ばすことができます!
まとめ
今回は振袖のクリーニングの種類や、帯だけを洗いたい場合などをお伝えしていきました。
- 振袖の洗い方には「丸洗い」と「洗い張り」の2種類がある。
- 場合によっては「シミ抜き」のオプションがつけられる。
- 「丸洗い」の料金は平均で8,000円~20,000円前後
- 「シミ抜き」の料金は、シミによって料金が大きく変わる
- 帯のクリーニング料金は1000円~2,000円が平均の相場
大事なイベントやお祭りの時にはきれいな振袖を着て、気分もあげて参加しましょう!
きっとイベントを何十倍も楽しめると思います!