着ているもののしわは見た目に関わります。
ビジネスやイベントなどの特別なシーンだと特に、着ている人の印象に大きく影響しますよね。
何度も着ているうちについたしわ、久しぶりに取り出した衣類についたたたみじわなど、しわができる原因はさまざまです。
普段づかいのワイシャツやスラックスなら、自宅でもそこまで手間にならずにアイロンがけできますが、クリーニング店に依頼したほうがやっぱり綺麗です。
不器用な私には到底真似できません(笑)
スーツやブランド服などは仕上がりが重要なので、ぜひともプロに依頼したいですね!
ただ、気になるのは金額、、!
一般的にしわ取りにはクリーニングとは別に料金がかかります。
私はアイロンがけが苦手だからと、頻繁にクリーニング店を利用して家計の予算オーバーになってしまいました(汗)
今回は、衣類のしわ取りするときの料金の相場についてご紹介します!
しわ取りの料金が高い理由は?
しわ取りを依頼していない場合にも、まったくしわを考慮していないわけではありません。
洗浄後に、機械を使用してある程度のしわを伸ばしたり、衣類のかたちを整えています。
プレスと呼ばれる工程ですね!
これだけでも日常づかいをするには十分しわが取れます。
しわ取りを依頼すると、これに加えて手作業での工程が必要になるので料金が上乗せされるんです。
手作業では、ハンドアイロンを使用することが多いです。
細かい部分のしわも伸ばせますが、その分時間も労力もかかりますよね。
私にとってはそれはもう大変な作業ですし、しわを取るはずが変なところに新しいしわをつくってしまったり、、。
身も心もつかれてしまいます(笑)
クリーニング店による手作業でのアイロンがけの様子です。
素材やデザインが特殊な衣類の場合には、手作業の部分に高度な技術が必要なので料金がより高く設定されます。
多様な生地やデザインに最適なしわ取りの方法がなんなのか、知識や経験も重要ですね。
クリーニング店での価格設定は、機械で行う「標準仕上げ」と手作業を含める「プレミアム仕上げ」などで区別をつけてあります。
店頭でもよく見る文言ですね!
ワイシャツやブラウスのしわ取りの相場はいくら?
仕事着としても、学生服や普段着としても着る機会があり、しわ取りを必要とする場面も多い衣類です。
実際に価格を調べてみると、洗浄をせずにしわ取りだけの料金を明記しているクリーニング店が少ない、、。
そもそもしわ取りのみの受注をすることは稀なんです。
その理由は記事の最後にお伝えします!
ここでは、手作業の工程によるしわ取りの相場料金を「標準仕上げ」と「プレミアム仕上げ」の差額から計算しますね。
ワイシャツ
- 「標準仕上げ」160円〜300円
- 「プレミアム仕上げ」300円〜400円
差額は140円以上、、!
パリッと仕上がる糊付け加工なども依頼すると、さらに追加料金がかかるケースが多いです。
ブラウス
- 「標準仕上げ」300円〜800円
- 「プレミアム仕上げ」550円〜1,300円
差額は250円以上、、!
そこまで大きな差は感じませんが、頻度を考えて利用したほうが良いですね。
私は月に何度も利用していたので、すぐに予算が足りなくなったことに頷けます(笑)
「標準仕上げ」でもかなり良い状態になることに気づけて良かったです!
ジャケットやコートのしわ取り料金は?
フォーマルな場面からカジュアルな場面まで幅広く着用され、寒い季節の防寒としても活躍しますね。
しっかりした生地のものが多く、しわになると取れにくいです。
早めに対処しておきましょう!
ジャケット
- 「標準仕上げ」800円〜1,200円
- 「プレミアム仕上げ」1,200円〜2,500円
差額は400円以上、、!
シャツよりも、ボタン類の装飾や複雑なデザインの豊富な衣類なので細かな作業になります。
素材も多様なため、価格に幅があります。
コート
- 「標準仕上げ」1,000円〜3,000
- 「プレミアム仕上げ」1,800円〜10,000円
差額は700円以上、、!
ウールなどのデリケートな素材がつかわれていたり、特殊なケアが必要な場合がある衣類です。
素材によって価格が違うので、こちらもかなり幅があります。
また、ジャケットやコートには素材によってアイロンをあてられないことがあります。
その場合は蒸気を利用したり手で伸ばしたりと、さらに手間をかけてしわ取りをするのです。
プロのみなさんには頭が上がりませんね!
手間がかかる分、仕上がるまでに時間もかかるので、寒くなる前に一度衣類の状態をチェックしておけば、私みたいに慌てなくて済みますよ(笑)
しわ取りだけを依頼すれば安く済む?
頻繁に利用しないとしても、しわ取りだけで結構高いなと思いますよね。
だったらしわ取りだけしてもらえば安く済むのでは!?
私もそう思います!
が、冒頭でもお話した通り、そもそもしわ取りのみを受注している会社が少ないんです。
クリーニング店に直接相談すれば、引き受けてくれる店舗もあります。
料金は「標準仕上げ」の60%〜90%です。
ひとつだけ覚えておいてください。
アイロンがけをすることで見えない汚れが浮き上がってくる可能性があるんです!!
そして、その汚れはなかなか取れません!
目には見えない落としきれなかった汚れが、熱や圧力によって変色して見えるようになり、さらには生地に固着してしまうんです、、!
こういったリスクを避けるために、クリーニング店ではしわ取りだけの受注をしていません。
料金は通常のクリーニングとあまり差がないので不安な時は全部任せちゃいましょう!
金額が心配な時は、依頼する前に料金の見積もりをお願いすれば大丈夫ですよ♪
まとめ
しわ取りの料金設定の仕組みと、衣類別の相場を紹介しました。
- しわ取りは手作業での工程に手間と技術が必要
- 衣類別しわ取りの相場
ワイシャツ⋯160円以上
ブラウス⋯250円以上
ジャケット⋯400円以上
コート⋯700円以上 - しわ取りのみを行うと汚れが浮き出る可能性がある
毎日のように着るものから、特別なシーンで活躍するもの、どれも気持ちよく着たいですよね。
この記事で、プロの技術と手間にかかる費用を参考にして、あなたの予算に合うクリーニング店を探してみてくださいね♪