4月は何かと新たにスタートする時期ですね。
学校では、入学入園シーズンで、子どもの大切な門出に親も晴れやかな気持ちで向かい入れたいですね。
入学シーズンには、何かとスーツを使う機会も多くなります。
日頃からスーツを着る機会がない私も、久々にクローゼットからスーツをだしてみましたが、スーツの裾にポツポツ白い斑点…。
「カビが…生えてる?むしろこれはカビなのか?」
正直、判別できなかったです。
なんでカビなんか生えてしまったのか?
カビってどうしたらいいの?
今回はそんなスーツのカビのお手入れ方法やカビを防ぐためにどうしたらいいか紹介します。
スーツのカビってなぜできるの?
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せっかくお気に入りだったスーツなのに、いざ使いたいと思ってクローゼットから出したのにカビが生えているとショックですよね。
「そもそも、なんでカビなんか生えてしまうのか?」
カビの代表的な原因をまとめると以下の3つが大きく関わります。
湿度
お風呂や洗面所など湿気の多い環境はカビが好む場所です。
衣類を入れるクローゼットも同じく通気性が悪く高温多湿になりがちです。
クローゼットの中に溜まった湿気が原因でカビが発生してしまいます。
クローゼットの中は特に梅雨の季節にカビが発生しやすいです。
スーツを取る時は暗くてわからなかったけど、明るいところにスーツを出したら
「カビだらけじゃん!!」
と驚くことになるかもしれませんよ。。。
皮脂や汚れ
見た目は全く汚れていなくても、汗や雨に濡れたまま乾かさずにいたり、衣類を洗わずに気温や湿度が高い環境に長い間保管をしているとカビが発生しやすくなります。
スーツは簡単に自宅で洗濯できない物が多い為、定期的なクリーニングをせず着用を続けるとカビが発生しやすい状態になります。
素材
ウールや天然素材はカビの繁殖を高める素材です。
スーツの素材には、ウールが使われてる事が多いので、特にカビがつきやすいので注意が必要です。
持っているスーツの素材も一度、確認してみましょう。
カビは早いと数日で発生することもあります。
「1回しか着ていないから」
「ちょっとだけだった」
と言ってとくに対処せずにほっといてしまうとスーツだけでなく、クローゼットに入れていた他の衣類までカビを繁殖させてしまうんです。
スーツだけでなく日頃から着ているお気に入りの洋服にもカビが発生してしまっては大変ですよね。
カビには種類がある?すぐできる対処法はあるの?
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スーツに付いていた、
「これはカビ?…なのか?」
はじめて見ると全く見分けのつかない物もあります。
そんなカビにも種類があるんです。
また、カビの種類によって対処の仕方もかわります。
スーツのカビは大きく分けて2つあるんです。
白カビ
ふわふわと生地の表面に付着している粉のようなカビを「白カビ」と言います。
白カビは、高温多湿で汚れがある場所に発生しやすいです。
先ほど説明したクローゼットは高温多湿な上に、普段の部屋に比べ掃除をする機械が少ないので白カビにとっては、居心地の良い環境になってしまいます。
白カビは、はたいて落とす事ができるので比較的簡単に落とす事ができますが、カビの中には毒性のあるものもあるので、室内では落とさずに、室外でマスクをつけてカビを吸い込まないようにしましょう。
その後は、ぬるま湯で濡らししっかり絞ったタオルで残っている部分を軽く押しつけながら丁寧に取り除きます。
無理やりゴシゴシこすると白カビを広げてしまうので注意が必要です。
スーツの表面のカビが取り除けても、白カビを死滅させなければ、再度白カビが発生してしまいます。
当て布をしてアイロンの熱で白カビを死滅させてください。
黒カビ
黒カビは、白カビと同様に高温多湿に発生しやすいカビですが、白カビよりも奥深くまで入り込んでしまうので、表面を除去しても正しく対処しないとすぐに再繁殖してしまいます。
また、黒カビは喘息などのアレルギー症状の原因にもなりますので、早急に対処する必要があります。
黒カビは、白カビのように簡単には落ちません。
最も効果的なのが、酸素系漂白剤をとかしたぬるま湯をタオルに付けてカビのついた部分を軽く叩くようにして取り除く方法です。
その後は、固く絞ったタオルで漂白剤が残らないように何度か繰り返します。
後は、陰干しで十分乾燥させてください。
スーツにカビが発生したらクリーニングへ出す!
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カビの対処法を説明しましたが、漂白剤を使って対処するので、お子さんがいる方は使用方法に注意をはらったり、お仕事で忙しい方は、時間に手間がかかってしまいます。
また、大切なスーツを色落ちさせてしまう可能性もあるので無理をせず、スーツにカビがある場合は、クリーニングに出しましょう。
クリーニングでは、ドライクリーニングとウェットクリーニングが主な洗濯方法になります。
ドライクリーニング
白カビの場合に使われる方法で、クリーニングの代表的な方法です。
水を使わずに液剤で汚れを溶かし出す方法なので素材への負担が少ないです。
ウェットクリーニング
黒カビにはこちらの方法で洗浄をしていきます。
ウェットクリーニングは、ドライクリーニングでは落ち切らない汚れを独自の方法で落とします。
一般的なドライクリーニングと違い、技術にも各クリーニング店で差も出てきますので、お店選びも重要です。
カビの状況によっては、残念ながらクリーニングでは落ちない可能性もありますので、カビを見つけた際は早めに対処する事をおすすめしますよ。
クリーニングのカビ取りには日数がかかる?
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ドライクリーニングは一般的な方法ですので、預かり日数も長くはありません。
また、カビを見つけたから急いで対処して欲しい場合も、クリーニング店では「即日対応」をしてくれる店舗もありますので一度確認してみましょう。
ただ、割高になる可能性もあります。
ウェットクリーニングに関しては、クリーニング店によって工程も変わってきますが、より洗浄に特化した方法で行いますので、時間をかけて行う場合が多いです。
ドライクリーニングに比べて日数がかかる場合が多いのでこちらも確認が必要です。
まとめ
⚪︎スーツのカビの原因は、湿度、皮脂や汚れ、素材が関係している
⚪︎カビには、白カビ黒カビがあり、白カビは比較的取りやすいが黒カビは根強い
⚪︎スーツのカビは、自宅でも取り除くことは可能だが、リスクは高い
⚪︎スーツのカビはクリーニング店で取り除くことができる
⚪︎クリーニング店によって工程や技術も違う
⚪︎カビの状況によっては、クリーニングで取りきれない可能性があるのでなるべく早く対処する
⚪︎ウェットクリーニングは、時間がかかるが、洗浄力は高い
1番は、カビの生えない環境作りを日頃から心がける事ですね。
「適度な湿度」
「適度な空間」
「清潔な衣類」
こちらに注目していると、カビ以外にもクローゼットをキレイに保つ事ができますね。
あなたも是非参考にしてみて下さいね。