ビジネスパーソンなら、平日はスーツを着ている時間がほとんどだと思います。
そんな時、突然の雨に見舞われたらあなたならどうしますか?
まあこの程度の雨に濡れたくらいなら大丈夫か、、
そう思われている方、実はスーツはとてもデリケートで繊細な洋服なんです!
適切な対応をしないと、大事なスーツの消耗を早めてしまうかも、、
僕自身、ガサツな性格なので自分のスーツがちょっと雨に濡れた時に、ろくにお手入れもせずにそのままにしていたら、スーツからきついにおいが発生したこともあります、、
あなたの周りの人はあなたのスーツが匂ったり、シミがついていても、それを言ってくれることはありません。
なぜならあなたに傷ついてほしくないから、、
そんなことにはなってほしくないので、今回は雨に濡れたスーツの問題点や、雨に濡れた際の適切なスーツのお手入れ方法、NGなお手入れ方法についてお伝えします!
雨に濡れたスーツは何が問題なの?
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雨に濡れたスーツをなにもせずにそのままにしておくと、
・スーツの型崩れ
・においやカビの発生
・シミやシワの発生
などの問題が起きるかもしれません。
それぞれの問題について見ていきます。
スーツの型崩れ
スーツが雨に濡れると、その湿気によってシワやヨレが発生し、スーツ本来の型が崩れてしまうことがあります。
型崩れしたスーツを着ているビジネスパーソンは、お世辞にも仕事ができそうな印象とは言えませんよね、、
雨に濡れた際のスーツの型崩れには、しっかり注意していきましょう!
においやカビの発生
スーツの素材には、ウールと呼ばれる動物の毛が使われていることが多くあります。
そのため、雨に濡れると獣のようなにおいが発生する可能性があります。
知らないうちに自分のスーツから獣臭がしたり、カビが生えてたらと思うと考えただけでゾッとしますね(笑)
シミやシワの発生
雨の中に含まれていたチリやほこりがスーツの素材に付着し、濡れた個所がシミになってしまう可能性があります。
また、濡れたスーツは湿気や温度の変化によって膨張する箇所が発生し、シワが発生することがあります。このことを「パッカリング」といいます。
せっかくの格好いい大人のスーツが、シミやシワがあるだけで、台無しになっちゃいますよね、、
これで完璧!雨に濡れたスーツのお手入れを紹介!
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スーツが雨に濡れた際は、素早く対処することが肝心です!
以下の内容で適切なお手入れをして、大事なスーツを守りましょう!
まずはスーツの水気を取ろう!
スーツの濡れた個所をハンカチやタオルなどで拭きとりましょう。
この時、ゴシゴシこするのではなく生地を傷めないよう、優しくぽんぽんと叩くように拭きとりましょう!
濡れタオルで泥をふき取り、乾いたタオルで優しく拭き取ることをすれば、汚くなってしまったあなたのスーツを綺麗にすることができますよ♪
水気をとったらスーツを干そう!
水気をとったら湿気の多い場所は避け、風通しの良い場所にスーツを干します。
この時、型崩れの原因にならないようスーツ用のハンガーで干すのがおすすめです!
ブラッシングをしよう!
スーツが乾いたらほこりやチリが残っているため、ブラッシングでしっかり落とします。
ここでも激しく擦ると生地が傷んでしまうため、優しくブラッシングしていきましょう。
におい対策をしよう!
雨に濡れたスーツは湿気で雑菌が繁殖しやすくなっています。
消臭スプレーでにおいを抑えましょう。
アイロンで型を整えよう!
水気や汚れを拭きとったら、あとは濡れて崩れた型を整えるだけです。
スチーマーや、ズボンプレッサーを使ってスーツをパリッとさせましょう!
もし上記のお手入れで対処できないのなら
自分ではどうにもできないシワや汚れがあるのなら、クリーニングに出しましょう。
ただし、何度もクリーニングするとスーツの生地が傷んでしまうので、どうしても対処できない場合のみ、クリーニングに出すようにしてくださいね。
それはNG! 雨に濡れたスーツの間違ったお手入れ方法
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あまり知られていませんが、スーツは消耗品です。
定期的なメンテナンスや正しいお手入れの方法を知らないと、長く着たいと思っていたスーツもすぐにダメになるかも、、
そんな事態を防ぐために、やってしまいがちなスーツの間違ったお手入れをお伝えしていきます。
かっこいいスーツを長く着こなすためにも、知っておきましょう!
洗濯する
スーツはデリケートな洋服なので、洗濯をしてしまうと型崩れやシワの原因になります。
お手軽な分、やってしまいがちな方も多いと思いますので、気を付けましょう。
タオルで強く擦って水気を取る
スーツの生地は繊細なので、痛んだりテカリの原因になってしまいます。
先ほども述べましたが、強くこするのではなくやさしくぽんぽんと拭きとりましょう。
雨に濡れたスーツをカバンに入れる
クリーニングに持っていく際に、スーツが濡れたままカバンに入れることもよくないです。
カバンの中の密閉された空間はカビや雑菌が繁殖しやすいためです。
湿気を作らないようにそのまま手に持ってクリーニングに出しましょう。
直接日光に当てる
乾かすときにやってしまいがちですが、スーツが色あせてしまいます。
また、一度色あせてしまったスーツは元に戻すことはとても難しいため、日光に当てることはやめましょう。
もう大丈夫!雨が降った際の予防策を紹介!
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これまでは雨に濡れてしまった後の対応策やNGなお手入れを紹介してきましたが、雨が降ったとしても大丈夫なように予防しておけば、とても安心です!
ここでは雨が降る前の予防策をお伝えします。
これで雨の日も怖くないはず!
撥水加工のあるスーツを選ぶ
撥水加工されているスーツは、多少の雨では濡れなくなります。
撥水加工がされていないスーツでも、クリーニング店に行けば撥水加工をしてくれるお店もあります。
ただし、スーツの素材によってはスプレーが適していない場合もあるので、確認してから使うようにしましょう。
注意したいことは、撥水加工されたスーツは通気性がよくない点です。
時期によって、撥水加工のスーツを着るか、通気性のよいスーツを着るのかを見極めることが大事です!
ウォッシャブルスーツを選ぶ
ウォッシャブルスーツとは洗濯機で洗えるスーツのことです。
雨に濡れたとしても、自宅で洗えるため素材へのダメージが軽減されます。
スーツはクリーニングでしか洗えないものが多い分、これはすごくお手軽で便利ですね!
雨に濡れても目立たない色のスーツを選ぶ
ライトグレーなどの明るい系のスーツだと、雨に濡れた際に変色しやすく、印象が悪くなります。
ブラックやネイビーカラーは雨に濡れても目立ちにくいため、雨の日に着るようにするとよいですよ。
まとめ
今回は濡れたスーツの適切なお手入れ方法についてお伝えしていきました。
記事全体をまとめると、
・濡れたスーツをそのままにすると、細菌が繁殖してにおいやカビの原因になり、シミやしわもできて型崩れも起きてしまう。
・濡れたスーツのお手入れはタオルでやさしく拭く、風通しの良い場所に干して乾いたらブラッシングする。
・NGなお手入れ方法は洗濯をしたり、強くこすって拭くこと。濡れたままカバンに入れたり、日光に当てること。
・雨の日のために予防できることは撥水加工のスーツを選ぶこと。ウォッシャブルスーツを着て、洗濯をすること。
雨に濡れたら色が目立つ服を避けること。
社会人として必須のスーツは、きちんと着こなしたいし、長く着続けたいですよね?
今日の記事で学んだことを生かして、あなたの大事なスーツを雨から守りましょう!