スーツのクリーニングで仕上がりにかかる日数は平均〇日って知ってた?

「スーツをクリーニングに出す仕上がりにどのくらい日数がかかるのかな?」

なんてことを思ったことはありませんか?

友だちの結婚式に呼ばれて、自宅に眠っているスーツをクリーニングに出したい。

でも、早いタイミングでクリーニングに出してしまうと、結婚式まで自分で保管しておかないといけないから、なんとなく不安になっちゃいませんか?

「できれば式のギリギリ直前にスーツが戻ってくるようにしたい」

そんな時、クリーニングにかかる日数が分かっていれば便利ですよね。

この記事では、スーツのクリーニングに出した時の日数とお店に持って行く時の注意点を紹介します。

最後まで読めば、スーツが必要な日から逆算してクリーニングに出せるようになり、自宅での保管で不安にならずに済むので、ぜひ最後まで読んでくださいね♪

目次

スーツのクリーニングが仕上がる日数は?

まずは、基本的なクリーニングに必要なおおよその日数を紹介します。

2015年に日本政策金融公庫が行った調査によると、紳士用スーツの仕上がり日数は平均「2.5日」です。

(出典)日本政策金融公庫「クリーニングに関する消費者意識と経営実態調査」2015年1月30日、https://www.jfc.go.jp/n/findings/pdf/seikatsu27_0130a.pdf

ただ、この結果には注意したいことがあります。

具体的に見ていきましょう。

・宅配型のクリーニングだと仕上がりの日数が長い

最近「宅配型クリーニング」という言葉を聞いたことがありませんか?

自分でスーツなどを店に持ち込む店舗型と違って、宅配型ではクリーニングする服を自宅に集荷に来てくれます。

自分でお店に行く手間がないなんて、すごく便利ですよね。

しかし、宅配型は仕上がりまでの日数がおよそ3~7日と、店舗型に比べて長くなります。

これは、クリーニング作業そのものの時間は店舗型と同じですが、服の集荷と仕上がり品の配達にタイムラグが生まれるからです。

ここを考えないで宅配型のサービスに注文すると

「いや、もっと早く戻ってくると思ったのに、大事なイベントに間に合わないよ!」

「最悪の場合、スーツをレンタルしなきゃ、、」

なんてことになってしまいます。

ですから、そんなことにならないよう、宅配型でクリーニングする場合は、集荷や配送のタイミングに注意して、仕上がりが遅れないようにしましょう。

・オプションサービスをつけると仕上がりの日数が長くなる

主にウールなど水洗いに弱い生地でできているスーツは、通常ドライクリーニングで洗濯します。

でも、汗の汚れや通常のクリーニングでは取れないシミなどは加工オプションを使って洗濯しないとけいません。

たとえば、汗の汚れに強い「ウェットクリーニング」を追加した場合はだいたい1週間、「シミ抜き」を追加した場合には最大で1カ月かかります。

このようにオプションサービスを追加すると仕上がりに時間がかかるので、不要な場合は、クリーニングに出すときにお店の人にはっきりと伝えておくといいですね。

・服を持ち込んだ店舗によって仕上がりまでに時間がかかる

スーツを持ち込む店舗によっては、仕上がりまでに1週間かかるところもあるので、事前に確認しておきましょう。

ここまで仕上がりに必要な日数を知って、

「うーん、そんなに待っている時間がないんだよね」

と思ったかもしれません。

そんな場合はどうすればいいのでしょうか?

スーツのクリーニングで仕上がりを早くする方法とは?

少しでも仕上がり日数を早くしたいのであれば、

「お店に朝一でスーツを持って行く」

のがオススメ。

なぜなら、決まったタイミングで工場の人が店舗にクリーニングする品物の集荷に来るからです。

このタイミングを逃すと、次の集荷までお店に出した服は店内で保管されることになります。

場合によっては、受け取りの時間が1日変わってしまうことも…。

午後の遅い時間にお店に持って行った時、お店の人に

「急いでいるなら、朝出してくれればよかったのにねえ」

なんて言われても、

「なんで早く言ってくれなかったんだよ!」

って悔しくなっちゃいますよね。

この集荷のタイミングは、業者や工場によって違うので朝一で持って行くと安心。

忙しい場合は、何時までに持って行けばいいかを事前にお店に電話して集荷時間を把握しておきましょう。

「いや、その日のうちに仕上げてほしい時はどうするの?」

そんなことを思ったアナタ。

実は、スーツを持って行ったその日にクリーニングしてくれる「即日仕上げ」というサービスをやっているお店もあるんです。

この即日仕上げも、基本的には朝早いタイミングでお店にスーツを持って行くことになります。

詳しくはこちらの記事で紹介していますので、良かったら読んでみて下さいね♪

即日仕上げを紹介する記事へ飛ばす

ここまでクリーニングを早く受け取るポイントをお伝えしましたが、逆にやってはいけないNGなこともあります。

次にそれを説明しますね。

クリーニングの仕上がりを遅らせる「やってはいけないこと」

クリーニングに出すときに、こんなことをしてしまうと仕上がりに時間がかかってしまうことがあるんです!

汚れが目立ったスーツを出してしまう

「せっかくクリーニング店にキレイにしてもらうんだから、目立った汚れがつくまではスーツを着倒してやる!」

クリーニングのお金がもったいなくて、こんなことを考えるかもしれません。

でも、あまりにも汚れがひどくなると、有料オプションの「シミ抜き」をしないといけなくなってしまいます。

しかも、多くのシミは時間が経つにつれてスーツの繊維の奥にこびりつくので、シミ抜きに時間がかかってしまうのです。

なかなか汚れが落ちなくてクリーニングに時間がかかったので、結局イベントに間に合わず替えのスーツを買ってしまったなんてこともあります。

クリーニング代をケチっても元も子もない状態でガッカリって感じですよね。

ですから、そんな悲しいことにならないように、スーツは定期的にクリーニングに出しておくのがオススメです。

不具合があるままスーツを出してしまう

ボタンが外れかかっていたり袖がほつれたりしていると、クリーニングで直し作業が発生します。

こうなると余計に仕上がりに時間がかかってしまう結果に…。

さらに、これをやってしまうとスーツが戻ってきた時には、ボタンが完全に外れたりほつれの具合がひどくなっているなんてことも起きてしまいます。

「クリーニングに出す前は、もっとマシな状態だったんです!」

と言ったところで、確認する方法がなく、お店の人にはどうすることもできません。

できれば、お店に持って行く前に自分で直しておくと安心ですね。

それが難しい場合、ボタンはあらかじめ外しておきましょう。

クリーニングの繁忙期にスーツを出してしまう

クリーニングが混み合う時期は、工場が忙しくなるので仕上がりが遅れてしまいがち。

たとえば、衣替えの時期である春先や秋口、あとは長期休みがあるゴールデンウイークや年末年始。

この時期は工場が文字通りフル稼働します!

ですから、なるべくこれらの時期でのクリーニングは避けましょう。

もしくは余裕を持って早めにスーツをお店に持って行けるといいですね。

まとめ

この記事では、「スーツをクリーニングに出したいけど仕上がりの日数が気になる!」という方のために日数の目安などを紹介しました。

内容をまとめるとこんな感じ。

・店舗型のお店にスーツを持って行くと、仕上がりにかかる日数は平均で2.5日

・仕上がりを早くしたい場合は、朝一でクリーニングに出すのがオススメ

・スーツの仕上がりを遅らせないために、クリーニングの出し方にも注意しよう

できれば日程に余裕を持って、お店に注文できると安心ですね。

グッドタイミングでスーツを受け取れるようにしましょう。

くりきん
世のクリーニングの悩みを解決するプロ
クリーニング店に大事な衣類を預ける時に浮かぶ小さな不安を取り除いていくお役立ち情報を発信しています。

クリーニング店だけに限らず、宅配クリーニングを導入して私生活の時短・労力を削減する情報など総合的に発信しています。

数々の苦悩の末、くりきん自身も愛用してきた地元クリーニング店から宅配クリーニングへ切り替えたエピソードを赤裸々に公開しています。
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