シミなどで汚れてしまった洋服を自宅で落としきれない時は、クリーニング店にお願いする人がほとんどでは無いでしょうか。
しかし、クリーニングにお願いした時に、
- 「このシミは落ちないよ・・・。」とお店側に断られた
- クリーニングに出しても汚れが残ったまま戻ってきた
このような経験のある方も多いはず。
せっかくのお気に入りの服が汚れで着られなくなるのはとってもショックですよね・・。
ですが、お気に入りの服が着られなくなったと諦める必要はありません!
結論から言うと、落ちない汚れはないです!
この記事では、
- クリーニングでも落としにくい汚れとは
- 自宅で衣類の汚れを落とすコツ
- 3クリーニングで必ず汚れを落としてもらうコツ
以上の3つをご紹介します!
1.クリーニングでも落としにくい汚れとは
![](https://cleaner-king.net/wp-content/uploads/2024/06/image-40.jpeg)
プロのクリーニングであればどんな汚れでも大抵は落ちると思います!
しかし、以下のような汚れはなかなか汚れを取り除くことが難しいので注意しましょう。
① インク・ペンキの汚れ
インクやペンキは油性の場合、水に溶けにくい性質を持つため落ちにくいです。
特に時間が経過していると、繊維を染めてしまうため落としにくくなってしまいます。
②墨汁の汚れ
墨汁の中に含まれる成分で、インクやペンキ同様水に溶けにくい性質を持つものがあります。
また墨汁は粒子が細かく、繊維の隙間に入りやすいため落としにくくなってしまいます。
③カビの汚れ
カビはクローゼットやタンスでの気温・湿気対策をしていないと繁殖しやすいです。
白カビと黒カビの二種類がありますが、特に注意したいのは黒カビです!
生乾きの衣類にも黒カビは付きやすいですよね。
特にバスタオルは使用した後にしっかり乾かさないと、黒カビがつきやすいです。
黒カビの特有の匂いもついてしまうので、お風呂上がりに使用すると不快になってしまいますね・・。
黒カビの原因は、洗剤の溶け残しや衣類に付着しているタンパク質の汚れを栄養にして繁殖します。
黒カビは繊維の深いところまで染み付いている可能性が高く、放置していると落ちにくくなってしまいます。
④時間が経過した汚れ
本来①〜③で説明した汚れもすぐに落とせるのであれば、綺麗に落とせます!
時間が経過した汚れだと、繊維まで汚れが染み付いてしまうのでクリーニングで落とそうとしても、落ちないケースや生地を痛めてしまうケースがあります。
ですので、衣類が汚れてしまったら出来るだけ早く汚れを落としましょう!
2.自宅で衣類の汚れを落とすコツ
![](https://cleaner-king.net/wp-content/uploads/2024/06/image-41.jpeg)
汚れのついた衣類はまず自宅で綺麗に落とせるのが理想ですよね!
お金がかかるからクリーニングは避けたい・・。
明日着る予定があるからすぐに汚れを落としたい・・。
などの理由があればなおさらだと思います。
先ほども言いましたが、まず汚れた衣類は、すぐに落とすことを必ず心がけて下さい!
その上で汚れの種類とその汚れにあった洗剤をご紹介しますね!
汚れは主に水溶性・油性・不溶性の3つに分類されます。
洗剤は商品の裏側の成分表示の部分を確認して選びましょう!
汚れの種類 | 水溶性 | 油性 | 不溶性 |
代表的な汚れ | 血液、しょうゆ、コーヒーなど | カレー、ミートソース、口紅、皮脂、クレヨンなど | インク、ペンキ、墨汁、泥など |
適切な洗剤 | ・界面活性剤が含まれており、中性か弱アルカリ性のものを選ぶ・液体タイプがおすすめ | ・界面活性剤、弱アルカリ性のものを選ぶ・液体・粉末タイプがおすすめ | ・界面活性剤の濃度が高く、弱アルカリ性のものを選ぶ・固体タイプがおすすめ |
目立つ汚れがついた時はショックですが、諦めてはダメです!
まずは何の汚れがを確認してから、その汚れに合った洗剤を探してみましょう!
3.クリーニングで必ず汚れを落としてもらうコツ
![](https://cleaner-king.net/wp-content/uploads/2024/06/image-42.jpeg)
頑固な汚れのある衣類は、個人でやっているクリーニング店をおすすめします!
個人店はチェーン店と比較すると、クリーニング量が少ないため、衣類を丁寧にチェックしてくれることが期待できます。
また、技術を要する特殊な染み抜きに対応している個人店もあります。
自宅や近くのクリーニング店で落とすことのできない汚れは、このような個人店が非常におすすめです!
ただデメリットとしては、料金が高めであったり時間がすごく掛かってしまうことが予想されます・・。
どのクリーニング店にお願いするかは、汚れの質や料金を比較して決めるのが良いでしょう!
まとめ
- 不溶性のインク・ペンキ・墨汁などの汚れや、繊維の深いところまで染み付いた黒カビは落ちにくい
- 時間が経った汚れは落としにくいため「すぐに落とす」ことが大切
- 汚れの性質によって落ちる洗剤は変わるので、洗剤を使用する際は成分表示を必ず確認して使用する
- 自宅やクリーニング店で落とせない頑固な汚れは特殊な染み抜きを対応している個人店もおすすめ
衣類の汚れに困った際は、このことを覚えておくと解決できます!
清潔な衣類を保ち、健やかな毎日を送りましょう!